「やまぐち内科ハートクリニック」は、中野区上鷺宮にある内科です

やまぐち内科ハートクリニック

西武新宿線
『鷺ノ宮駅』駅近

診療案内

診療案内

ちょっとした体調不良からいつもの病気の管理まで、ささいなことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
頭痛、発熱、のどの痛み、せき等のかぜ症状、花粉症(アレルギー性鼻炎)、喘息、腹痛、嘔吐、下痢、 便秘、貧血、倦怠感(だるさ)、痛風・高尿酸血症、 生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症、)
腎臓病、肥満相談(メタボリックシンドローム)など 
一般的な体の不調の他 健診で高めの結果が出た・受診を勧められたら健診結果をご相談ください。
漢方の処方も行っております。
かぜ症状の方、インフルエンザやコロナ感染症にご不安のある方は一般診察とは別経路での診察・検査を行っている発熱外来をご案内いたします。感染対策・待ち時間を削減のためにご来院前にお電話にてご相談ください。
循環器疾患とは
心臓や動脈、静脈などの血管を循環器といいこれらの状態が悪くなることを循環器疾患といいます。
高血圧症、狭心症・心筋梗塞、不整脈、心不全、心臓弁膜症、心筋症、睡眠時無呼吸症候群、末梢動脈疾患、 胸痛、胸部圧迫感・不快感、胸苦しさ、動悸、息切れ、めまい、失神、心電図異常、心雑音、下肢のしびれ・冷感、 ペースメーカー管理などの診療を行っております。
高血圧症
健診・診察時に測定する場合(診察室血圧)
収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)
家庭で計測する場合(家庭血圧)
収縮期血圧135mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上(135/85mmHg以上)
高血圧の方はお早めにご相談ください
自宅で毎日同じ条件で血圧を測定することを習慣づけることが治療にも役立ちます
心臓に関する病気
狭心症、心筋梗塞
冠動脈(心臓を栄養する血管)の動脈硬化を原因とする疾患。
→ 胸痛、息苦しいなどの症状がでます。
不整脈
心室性期外収縮、心房性期外収縮、心房細動などの不整脈疾患。
→ 動悸、脈がとぶなどの症状の原因となります。
弁膜症
心臓の中には4つの逆流防止弁があります。
弁膜症はこの弁に異常をきたす病気の総称です。
弁が狭くなる病気と、逆流をきたす病気があります。
→ 息切れなどの症状をきたします。
下肢に関する病気
下肢閉塞性動脈硬化症
下肢の動脈硬化を原因とする疾患。
歩行すると、ふくらはぎが痛くなるなどの症状が特徴的です。
下肢深部静脈血栓症
下肢の静脈に血栓が詰まる病気。下肢のむくみなどの症状がでます。
血栓が剥がれて肺に移動すると息苦しいなどの症状がでます。
通常ワーファリンによる血液を固まりにくくする治療が必要です。
循環器内科では、多彩な症状の鑑別、診断を行っています。
下記の症状がある方はお気軽にご相談下さい
  • 血圧が高い
  • 胸が息苦しい
  • 胸が痛い
  • 胸が圧迫されるような感じがする
  • 背中が痛む
  • 動悸
  • 脈がとぶ
  • 息切れ
  • 歩くと足が痛くなる
  • 下肢のむくみ
  • 検診で心電図異常を指摘された
  • コレステロールが高い
糖尿病とは
血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高い状態をさす病気で、症状は頻尿・口喝・疲労感・体重減少・視力低下等がありますが初期では症状がないこともあります。
糖尿病には「1型糖尿病」「2型糖尿病」の2つのタイプがあります。
「1型糖尿病」⇒ウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されておきる糖尿病です。全体の5%の方が、こちらのタイプの糖尿病です。
「2型糖尿病」⇒遺伝要因にくわえて、食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症する糖尿病です。95%の糖尿病がこのタイプです。
合併症:神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすことがあり、最悪の場合は、死に至ることもある病気です。血糖、血圧を良好に保つことでこれらの合併症を防いだり、進展を防止することができます。一緒に早めの治療・対策をしていきましょう。
治療:当院ではHbA1cと血糖の迅速測定器(数分で結果が出る)によってその日の血液検査の結果を診察時にご報告しながら適切なコントロールを図り合併症のスクリーニング検査も積極的に行います。
糖尿病においては、適切な内服治療、生活習慣の指導はもちろん、必要があればGLP-1受容体作動薬(オゼンピック、ビクトーザ・マンジヤロなど)などの注射薬からインスリン治療、FreeStyleリブレによる自己血糖測定などの導入・治療を行います。
健診で高めな結果が出た・症状が気になる方は早めに受診しましょう。
鼻・口(喉)から気管・気管支といった気道を通じ、肺へ至る部分で、咳、痰、息切れなどの症状は呼吸器疾患が疑われます。
主な診療内容
上気道疾患(かぜ)、長引く咳や痰などの症状、胸痛、息切れ、呼吸困難、気管支ぜんそく、急性扁桃炎、急性咽頭炎、急性気管支炎、間質性肺炎、肺炎など呼吸器感染症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺気腫、慢性気管支炎、非結核性抗酸菌症、結核、肺結核後遺症、気管支拡張症、いびき、睡眠時無呼吸症候群(簡易検査にて診断、治療)、慢性呼吸不全、在宅酸素療法、肺腫瘍、肺癌、縦隔腫瘍などの疾患を診療いたします。
当クリニックでは胸部X線検査、喀痰検査、呼吸機能検査、睡眠時無呼吸検査を行っています。
気管支喘息(ぜんそく)や慢性閉塞性肺疾患COPD(肺気腫、慢性気管支炎)では禁煙指導や吸入療法、内服などの薬物治療を、さらに慢性呼吸不全の患者様では、在宅酸素療法を行っています。
最近増加している気管支喘息(ぜんそく)では、アレルギーを含む増悪因子や合併症を調べ、患者様に合った治療法を選択しています。
以下のような症状がありましたら、お気軽にご受診ください。
  • 咳や痰がでる
  • 発熱がある、微熱が続いている
  • くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状がある
  • 喉が痛い
  • 胸部が痛い
  • 息切れがする
  • 呼吸が苦しい
  • 呼吸をする際、ヒューヒュー、ゼーゼーという音がする
  • 血痰が出た
  • レントゲン検査で異常を指摘された
  • 禁煙したいが、なかなかできない
  • 家族にいびきを指摘された、日中に強い眠気を感じるなど
生活習慣病とは
毎日の食事や運動、喫煙、ストレス、睡眠など)の影響により発症してしまう病気のことです。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などがこれにあたり、いずれも自覚症状が現れにくいという特徴があります。放っておくと動脈硬化の進展のみならず心筋梗塞や脳卒中のような重篤な疾患を引き起こすことになりますので、放置せずにきちんと管理していくことが大切です。
また、内臓まわりに脂肪が溜まっている内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)の方は血糖や血圧、脂質値などで異常が起こりやすく、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が合併し、その結果、動脈硬化のリスクが高まり重大な合併症に繋がりやすいとされています。メタボリックシンドローム(メタボ)を診断された方は、このようなリスクを抱えているということをよく理解して、生活習慣病やその合併症の予防に努めるようにしましょう。
定期的に健康診断を受診するなど健康管理が大切です。
健康診断などで数値が悪かった方も、様子を見ればよいか、進行を遅らせる方法が取れないか、早めに治療を開始したほうがよいかなどを診断いたします。

≪メタボリックシンドロームの診断基準≫
肥満 腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上
血糖 空腹時血糖値が110mg/dL以上
血圧 最高血圧が130mmHg以上、または最低血圧が85mmHg以上
脂質値 中性脂肪値(トリグリセライド)が150mg/dL以上、
またはHDL(善玉)コレステロールが40mg/dL未満
上記3つのうち、2つ以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断されます。
生活習慣病の種類
高血圧
正常な範囲を超えて血圧が高い状態が続くことを言い自覚症状がほとんどないためサイレントキラーと言われています。放置すると血管がダメージを受けて動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などの合併症に繋がる恐れがあります。
早いうちに治療を行い、130/80mmHg未満の血圧コントロールが大切です。
当クリニックでは、まず、ご家庭での血圧を毎日計測していただきます。ご自身の血圧を知っていただくとともに目標数値を決め、患者さんの安定した血圧コントロールのための治療を行っていきます。
自覚症状がないからといって安心せずに、健康診断などで血圧の高さを指摘された場合には、お早めにご相談ください。
糖尿病
食べ物に含まれるブドウ糖はエネルギーとして利用されます。
しかし、糖尿病ではインスリンが出にくかったり、あるいはインスリンの作用が弱いことにより、ブドウ糖をうまく体内で利用することができず、血糖値が高くなります。慢性的に高血糖の状態が長く続くと血管や神経がダメージを受けて、神経障害、腎症、網膜症などの合併症のほか、動脈硬化を進めて脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めますので早期の治療が必要です。
脂質異常症
健診で、悪玉コレステロールと言われているLDLコレステロールは120mg/dl未満、中性脂肪は150mg/dl以下、善玉コレステロールと言われているHDLコレステロールは40mg/dl以上の値であれば、とりあえずは問題ありません。現代では運動不足にもかかわらず、グルメ志向の方も多いことから、この値が崩れてしまっている方が多く見受けられます。脂質異常症は動脈硬化のリスクファクターとされていて、脂質が血管の内側に溜まって動脈硬化を進めて、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる病気を引き起こしますので早めに治療を開始しましょう。 
禁煙外来治療費助成事業があります。住民票のある市区町村の保健所に事業の有無・有る場合は助成が受けられるか確認してからの受診がお得になります。
睡眠時無呼吸検査・治療を行っております。 いびき・日中の眠気・高血圧や血糖値コントロール不良の方等ご相談ください。 また、ナステントのフィッティング・指示書作成・販売も行っております。(保険対象外)
当院は『在宅医療支援診療所』です。予定外に患者さんの自宅などに赴いて行う診療が「往診」、通院が困難な方に対し医師があらかじめ診療の計画を立て患者さんの同意を得て定期的に(例えば1週間に1回あるいは2週間に1回など)患者さんの自宅などに赴いて行う診療が『訪問診療』です。治療や経過観察をする医療行為で24時間体制で対応しています。
海外赴任、留学、出張など任意のワクチン接種を希望される方へは、現地での滞在形式、過去の接種歴、等から適当なワクチンの選択と接種スケジュールをご案内します。
インフルエンザ、コロナワクチン、肺炎球菌ワクチン、各種ワクチン  など
特定健康診査、大腸がん検診、区民健診(中野区、杉並区、練馬区、新宿区)、企業健診、就学就業健診、渡航前健診

糖尿病

糖尿病の原因は?

通常、ブドウ糖はすい臓から分泌される“インスリン”の働きで細胞内に吸収されてエネルギーになりますが、何らかの原因でこのインスリンの分泌量が不足したり、きちんと機能しなくなったりすると血液中のブドウ糖が増加して高血糖状態となり、様々な合併症を発症することになります。

糖尿病の種類は?

糖尿病は大きく“1型糖尿病”と“2型糖尿病”に分けられます。
1型糖尿病
主に自己免疫によって発症し、インスリンがまったく分泌されなかったり、極めて少量だったりするため起こります。10代などの若年層によくみられます。
2型糖尿病
食事や運動、肥満などの生活習慣の乱れが原因で起こる糖尿病で、日本人の糖尿病患者の多くがこれに該当します。中高年に多くみられますが、近年、若年化傾向にあります。

糖尿病の診断基準

糖尿病は次のような基準で診断されます。
正常型
空腹時血糖値が110mg/dL未満およびブドウ糖負荷試験血糖値が140mg/dL未満
境界型
空腹時血糖値が110mg/dL以上~126mg/dL未満、ブドウ糖負荷試験血糖値が140mg/dL以上~200mg/dL未満
※糖尿病予備軍とも言われます
糖尿病型
空腹時血糖値が126mg/dL以上、またはブドウ糖負荷試験血糖値が200mg/dL以上

糖尿病の合併症は?

糖尿病で特に気をつけなければいけないのが、高血糖状態が続くことで血管がダメージを受け、動脈硬化が進むことでリスクが高まる様々な合併症です。
糖尿病の合併症として神経障害、腎症、網膜症などがあり、これらは“糖尿病の3大合併症”と言われています。
こうした合併症を防ぐためにも、早期に適切な治療を始めることが重要となります。
糖尿病神経障害
空腹時血糖値が126mg/dL以上、またはブドウ糖負荷試験血糖値が200mg/dL以上
糖尿病網膜症
動脈硬化の進行により網膜の血流が悪くなり、視力の低下や失明を招くものです。
進行すると失明に至る恐れもあります。
糖尿病腎症
動脈硬化の進行により腎臓の毛細血管が詰まり、腎機能が停止してしまいます。
最悪の場合、人工透析の導入が必要になるケースもあります。

糖尿病の治療

ヘモグロビンA1c(HbA1c)迅速検査を実施
糖尿病の診断の際、1~2ヶ月の血糖値の変動を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)が重要となりますが、当院ではこれが迅速に検査できる機器を導入しており、検査当日に結果をお伝えすることが可能です。
食事療法
糖尿病の治療の中でも特に重要なもので、規則正しい食事、栄養バランスのとれた食事を心がけて、糖質や脂肪の量を減らして血糖値をコントロールしていきます。
運動療法
運動により血糖値を下げるようにしますが、これまで運動する習慣がなかった方が、いきなり運動するとかえってお体に障る場合がありますので、まずは無理のない範囲から始めます。 またお仕事や家事・育児などで忙しく、運動する時間がとれないような場合には、生活の中で無理なく続けられる運動を提案・アドバイスさせていただきます。
薬物療法
糖尿病治療の基本は食事療法・運動療法ですが、これらを行っても十分な改善がみられない場合、内服薬や注射薬などを使った薬物療法を並行します。 当院の院長は勤務医時代、インスリン治療など様々な糖尿病患者様の豊富な診療経験がありますので、その経験を活かして症状改善をサポートいたします。
“続けられる生活習慣の改善”をアドバイス
糖尿病の治療・予防では“ご本人のモチベーション”が何よりも大切です。 ドクター任せの治療にならないように、正確に検査を実施し、検査結果をわかりやすくお伝えすることで、皆様のモチベーション維持・向上に繋げさせていただきます。 通院が途絶えて、治療を途中で止めてしまうのが一番の問題で、糖尿病などの生活習慣病ではとにかく続けることが大事です。 “続けられる生活習慣の改善”をアドバイスして、皆様の毎日に寄り添いながら治療を進めさせていただきます。

高血圧について

高血圧とは?

高血圧とは、血圧が正常な範囲を超えて高く維持されることを言い、多くの場合、食事(塩分の摂りすぎ)や肥満、喫煙などの生活習慣が原因で起こります。
自覚症状はほとんど現れませんが、放置するとゆっくりと血管にダメージを加えて、動脈硬化を進行させます。
そして動脈硬化が進行することで、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などの重大な合併症を招く恐れがあるのです。

高血圧の種類は?

高血圧は大きく“本態性高血圧症”と“二次性高血圧”に分けられます。
本態性高血圧症
高血圧全体のほとんどを占め、原因がはっきりしない高血圧です。
遺伝的要因、加齢、食事、運動などの生活習慣の乱れなどの要因が関与して起こると考えられています。
二次性高血圧
腎臓の病気や内分泌疾患など、高血圧状態の原因が明らかなものです。
血圧を上昇させている原因を明らかにしたうえで、適切な治療により高血圧状態を改善させます。

高血圧の診断基準は?

高血圧は次のような基準で診断されます。
健診・診察時に測定する場合(診察室血圧)
収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)
家庭で計測する場合(家庭血圧)
収縮期血圧135mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上(135/85mmHg以上)

食事・運動などの生活習慣の改善で治療

高血圧の治療では血圧を下げることが目的となり、食事の見直しや積極的な運動などにより血圧のコントロールをはかります。
また肥満傾向にある方は正しくダイエットすることで適正体重を目指します。
こうした生活習慣の改善だけでは治療が難しい場合には、降圧薬などを用いた薬物療法も並行させます。

脂質異常症

脂質異常症とは?

HDL(善玉)コレステロールやLDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)などの血液中の脂質が異常な値を示す状態です。
LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)が慢性的に高い状態が続くと動脈硬化の進行を招き、そしてHDL(善玉)コレステロールが慢性的に少ない状態が続いた場合も動脈硬化が進行してしまい、その結果、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる重篤な疾患の原因となります。

脂質異常症の原因は?

高血圧は大きく“本態性高血圧症”と“二次性高血圧”に分けられます。
本態性高血圧症
過食や偏食などの食生活の乱れ、アルコールの過剰摂取、慢性的な運動不足などが続くと脂質異常症のリスクが高まります。
脂質異常症は大きく“高HDLコレステロール血症”“高トリグリセライド血症”“低HDLコレステロール血症”に分けられますが、食生活の乱れは高HDLコレステロール血症や高トリグリセライド血症、運動不足は低HDLコレステロール血症に繋がりやすいとされています。

脂質異常症の種類は?

高LDLコレステロール血症  LDL(悪玉)コレステロール値が140㎎/dL以上
※LDL(悪玉)コレステロール値が120~139mg/dLの場合は“境界域高LDLコレステロール血症”と診断
LDL(悪玉)コレステロールが多い状態で、脂質異常症全体で最も多いタイプとなります。
高トリグリセライド血症  中性脂肪(トリグリセライド)値が150 mg/dL以上
中性脂肪(トリグリセライド)が多い状態で、中高年の男性に多くみられます。
中性脂肪が多いとLDL(悪玉)コレステロールも多くなることがわかっています。
低HDLコレステロール血症  HDL(善玉)コレステロール値が40 mg/dL未満
HDL(善玉)コレステロールが少ない状態で、HDL(善玉)コレステロールが少ないと血液中にコレステロールが溜まりやすくなり、動脈硬化のリスクが高まります。
食事・運動などの生活習慣の改善が中心に
生活習慣病である脂質異常症を改善するには、食事や運動などの生活習慣の見直しが大切です。
栄養バランスのとれた食事を心がけ、無理のない範囲で積極的な運動を続けます。
これまでの生活習慣を詳しくおうかがいし、その方に合った“続けられる生活習慣の改善”をアドバイスすることで、患者様と二人三脚で症状改善を目指していきます。
生活習慣の改善だけでは十分な効果が見込めないと判断した場合、薬物療法で脂質をコントロールします。

当院で可能な検査

当院ではCR装置を導入しています。CRとはcomputed radiographyの略で、フィルムの代わりにイメージングプレートを用いコンピュータで画像処理したX線撮影法です。高速処理が可能で高画質画像です。
心臓の動き、大きさ、形、弁膜症の有無・程度を観察します。 心肥大の程度評価、心電図異常や心雑音を指摘されたときに、その原因検索に行われます。
簡便で視覚的に頸動脈の動脈硬化の診断が出来る検査です。
心臓の筋肉は絶え間なく全身に血液を循環させるために収縮(縮む)と拡張(伸びる)を繰り返しています。その時に生じる電気的活動を記録する検査が心電図です。電気的活動の変化を見ることで狭心症、心筋梗塞、不整脈などの診断ができます。 手と足の血圧の差や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。これにより動脈硬化の程度や早期血管障害を検出することができます。 ABIは足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を計算したもので、動脈硬化による狭窄や閉塞の程度を評価します。 PWVは心臓の拍動(脈波)が動脈を通じて手や足にまで届く速度を調べる検査です。動脈が硬くなったりすると、動脈の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。
24時間携帯型の心電図装置で、非常に小さく軽量です。日常生活での長時間の心電図を記録、解析することで外来で見つけられなかった不整脈や狭心症の発見に役立ちます。動悸、胸痛、ふらつき、めまい、失神などの原因を調べる目的で、また薬物の効果判定目的で行う検査です。
肺の吸い込む力、はく力を検査します。喘息のように、画像検査では問題なくても肺が弱っていることもあります。またタバコを吸う方に多い肺気腫、慢性気管支炎などの病気もよくわかります。
禁煙外来の際に測定します。タバコの煙に含まれる有害物質の一つである 一酸化炭素を、どの位体内に取り込んでいるかが分かります。
血液を採取し健康状態や病状などを調べる臨床検査です。肝機能、腎機能、貧血、コレステロール値、中性脂肪値、血糖値、尿酸値などが分かります。
一般的な健康診断でも実施される検査項目で、尿鮮血、尿蛋白、尿糖などを調べます。
便に血液が混入していないかを調べることで消化管疾患のスクリーニングに用いられます。また寄生虫や細菌感染などの有無を調べるために行われます。
自宅でできる検査で日常生活の中で夜間睡眠中の呼吸状態を評価します。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の有無、程度を調べます。

紹介先病院

当院では近隣の総合病院と連携して地域医療を行っております。 入院や専門的な検査が必要な場合には、最適な医療機関をご紹介させていただきますのでご相談下さい。 また、患者さんのご希望する病院を紹介する事も可能です。

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